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マリモがガチホモすぎて息するのもダルい

口づけを君と。

頭痛の種

「薬、出そうか?」  よく眠れるやつ。  船員の健康状態を記したカルテを見ながらそう言うのは麦わらの一味のクルーであり優秀な船医であるトニー・トニーチョッパーである。化け物だと自分を卑下した時期もあったが、今では自分よりも人間のくせに化け物じみた連中の居る船に乗っている。そこまでに至るには涙無しには語れない色々があったのだがそれについては今は割愛する。今はその化け物めいた人間のうちの...

学習の手本

 海賊狩りと恐れられたロロノア・ゾロが、どうやら同じ船に乗るコック、サンジに入れあげているらしい。と言う事実は、誰にとって幸いなのかは解らないがそれは当のサンジにしかまだ知られていない。    まず、誤解がないようにサンジが声を大にして言いたいのは、愛や恋の形は様々で、それが俗に「生産性がない」と言われる形のものでも、それは偽りのないものだと解っているし否定するつもりも毛頭ない...

仮定の証明

 恋愛は惚れた方が負け。そんな事をはじめに言い出したのは一体誰だったのだろう、とサンジは煙草の煙を燻らせながら漠然と考える。サンジがレディに恋する立場であるならば、それは正しいと思う。彼女たちは対サンジにおいて常勝だ。勝とうとも思わない。彼女らは女神であり、サンジは恋の奴隷だからだ。勝とうと考える時点で罪だ。    しかし、その恋愛うんたらを最初に言い出した奴が、押して押して押...

01

 麦わらの一味の朝は早かったり遅かったりとクルーによって様々ではあるが、基本的には規則正しい。それは食事の時間にうるさい料理人がこの船のタイムスケジュールを大まかに預かっているからだ。普段の彼の朝は誰よりも早いが、しばらくはその必要がない。とある島に上陸したからである。    シュー・ドゥ・ティと言うその島は、かなり宗教色の強い島であった。どれそれは食べてはいけない、何時のお祈...

02

 三本目の煙草に火をつけようとしたサンジは、先ほどの二本目でマッチを切らしていたことに気がついて忌々しげに煙草をソフトケースに戻した。ゾロはその仕草にすら色気を感じてしまい、サンジを直視できずにいる。   「やっぱり、完全な女性体になってるよ……」    呟いたチョッパーの一言で、深いため息をもらすサンジ。採血やら触診やら様々な検査を経てもたらされた結果はサン...

03

 サンジの作ったおやつを食べ終わった面々は、さっそく島に聞き込みをするべく出発することにした。チョッパーは今日の船番であるウソップが戻ってくるまで待っていると言う事だったので実質のメンバーは四人、ロビン、ナミ、ゾロ、そして当事者であるサンジだ。  さて出かけるかという頃になって、ナミとロビンは目の部分だけが出る様なフードを被って出てきた。一度街に降りた時に付けている人を見かけた事のある、ロビ...

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